Fly Me to the Moon

次男とその舎弟(?)あたりを観てるおねーさんあとはSEしてたり本読んでたり小説書いてたり(ゲームはほぼ放置中)ましゅ:https://marshmallow-qa.com/setsu_u?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
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次男とその舎弟(?)あたりを観てるおねーさん
あとはSEしてたり本読んでたり小説書いてたり(ゲームはほぼ放置中)

ましゅ:https://marshmallow-qa.com/setsu_u?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
スクアッドめも。

スクアッドめも。

小春ちゃんが人間なのにスナックてんぐのバイトに採用されたのは料理が上手いからである。
(天子ママ談)

という設定は、スナックてんぐではなく、余怒峰家で、出汁の匂いが嫌いなブラドがその出汁を使った料理をおいしいと完食する、ところに活きてくる。

ふと思ったんだけど(遅い)、
スクアッドでは、妖怪たちが人間に歩み寄る(という表現が適切かはわからないけど…)きっかけの一つとして、料理とか食べること飲むこと、というのが入っているのではないか。

ブラドは小春ちゃんの料理をおいしいと完食し、
ビクターと一神寺は一神寺特製ミックスジュースで乾杯し、
ウルフと法林棒は窓を月に見立てて缶ビール?で乾杯する。
反町くんは天子ママのロールキャベツに感動し(その前に刀を鮪の解体に使われw)、
笠松くんは皿男さんと野菜を売る。

天子ママは言う。
人間が料理なんてものを考えたのは、暇だからだ。平和で、暇だから。

この物語に出てくる飲食は、みんな、誰かと誰かが共有するものだ。
ブラドは余怒峰家で小春ちゃんの作った料理を食べ、
ビクターはみんながまずいと言う一神寺のジュースで乾杯するのがこれまで人間に利用された中で「一番滑稽」だと笑い、
ウルフは法林棒と生まれて初めての月見をする。
反町くんが食べたロールキャベツは天子さんと作ったもので、
笠松くんは皿男さんと野菜を売る。
(笠松くんの飲食シーンてソースしかないけどw、でも毎朝小豆を買ってくおばあちゃん(和菓子屋さん)の大福がおいしい、という話を皿男さんとしている)
(反町くんと笠松くんは相手が人間じゃないけど、その相手の妖怪を通して人間を見てる感じ。天子ママは人間の料理をするし、皿男さんは人間に野菜を売る)
…や、仲間になる話だ(と思う)から、そりゃあ相手と共有する時間になるんだけど、なんていうか。


なんていうのかな、
食べる時間を共有する、ってのもそうだけど、
食べるってたぶん生きるってことじゃん。
妖怪と人間は生きてる時間が違いすぎるけど(このあたりは余怒峰くんとブラドが一度会話している)、でも、同じものを一緒に食べることはできる。

だからたぶん、同じ平和を享受することは、きっとできる、のかなーとか。


そういうことを、つらつら考えたというメモ。

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