バレエの発表会のゲネプロで、1つだけ妙に印象に残っていることがある。
舞台上では私より年上の人たちが場当たりか何かをしていて、
上手と下手で列になっていたんだったかで、上手側がちょっと袖に寄りすぎたときに
「光のないところに行かないの!」
いやもう正確には覚えてないからニュアンスだけど;
とにかくそういうことを、先生が言った。
なんでと言われても困るけど、妙に印象に残った。
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大学時代、何かの芝居で、先輩(ちなみに女性)が暗転の中床にうつ伏せから上半身を起こした状態にスポットライトが当たる、というシーンがあって、
本番、スポットライトは先輩にちょっとしか当たらなかった
ら、先輩はぐいっと上半身を伸ばすように移動し、自らスポットライトの中に入った。
というエピソードも、なんとなく覚えている。
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それが演出でない限り、出演者は光の当たらないところに行ってはいけないのだ。きっと。
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だから、ね?
スポットライトが上手く当たってないのとか、すごい気になっちゃうの。
昨年の歌舞伎で横尾が踊りながらずれてっちゃってたのとか、
昨年の少年たちでゆうまくんの前面に当たってなかったのとか。(いやこれは何回観てもそうだったからもしかしたら合ってたのかもしれないけど…。)
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初日にREVENGERでさくまくんがスポットライトに滑り込んで脚しか入らなかったの正直悔しかったし、
14日夜に観たとき間に合うようになっててすっごいうれしかったし、
23日には14日より余裕で間に合うようになってて、すっごいうれしかった、の。