老いとか書いたら…。。
帰り道で聞いて、2人でご飯食べながらも2人ともどこかでそのことを考えていて、仕事の調整ができるか考えたりとか結構冷静なもんだな薄情だなとか思っていて、わかっているけれど、悲しいけれど、どこかぼんやりとしていたのに、電話をしたら涙が溢れてびっくりした。
家の中の空気が不思議だ。重苦しいわけではないのだけれど。
和やかというか、明るくて、カラカラとよく笑う、人の悪口とか言わない人だった。
私があの家のことを色々と知ったのはわりと最近のことだった。
最後に会いに行ったのは何年前だったか。それから胃瘻が経口になりまた胃瘻になりを繰り返したりしながら数年間。
そもそも倒れたのはいつだったか。父さんは今日もあの家で一人なんだろう。
終盤、妙に明るく話す父のトーンが、喪失を印象付けた。