(五郎/滝沢歌舞伎2012)
上海にいる間も考えることは歌舞伎だったりした廃人。。
写メは、14日の2杯目。桜舞う、というオリジナルカクテル。
この日は桜縛りにしてみた。
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3年通して考えても、この台詞がいちばん好きかも。
なんとなくずっと、
捨十が将門を「天下の狂人」と評するけど、
むしろ、将門に狂わされてしまったひとたちの話なんじゃないかなって思ってて。
特に将門の近くにいるひとたちは、その行く末だけでなく、内面も含めて(むしろ内面が影響を受けたことで行く末が決まる)。
五郎は昨年までだと狂わされてる感は薄いけど、
今年はわかりやすく将門という存在の影響を受ける。
将門に斬られるという点は諦めて(?)
だったらせめて金銀財宝、
という執着の仕方は興味深いなあと思うの。
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昨年のおにきちくんがすごく好きだったから、
今年の歌舞伎(将門)を自分がどう受け止めるか
自分でもわからなかったけど、
すごく考えたくなる五郎が観られて幸せだと思う。